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2016.03.07
ラボバンク‐リブ チームのケイシア・ニーアドマが、イタリア(トスカーナ)の
ストラーデ・ビアンケで行われた2016 UCI Women’s World Tourの初戦(121km)で
表彰台を勝ち取るパフォーマンスを見せました。
ポーランド人のケイシアは現在21歳。U23カテゴリーの欧州チャンピオンで、
Liv Envie Advance Proを駆り、このトスカーナにあるコースの最大の特徴と言われる
白色のグラベル(砂利)を制し、2位に入りました。
ニーアドマは7か所あるグラベルセクションの5番目で、UKのリジー・アーミステッド(1位)、
スエーデンのエマ・ヨハンソン(3位)と共に集団から抜け出しました。
シエナ市街地がスタート/フィニッシュとなるアップダウンの多い今レースでは、
序盤の数度のブレイクを経た後、チームメイトのアンナ・ファンデルブレヘンのお膳立てにより、
ニーアドマがポディウム獲得に向けて決定的な動きをしました。
ファンデルブレヘンがまずアタックを仕掛け、続いてニーアドマがカウンターアタックし、
他の2選手がニーアドマに続くかたちとなりました。
この3人は最終のグラベルセクションで1分45秒のアドバンテージを持ちながら、
表彰台での位置をかけて、最後のスプリントまで激しく戦い抜きました。
ラボバンク‐リブ チームマネジャーのコース・ムレンハウトは
「ケイシアはよくやったと思う。あの2人の選手たちと競り合う中での(コンマ3秒差での)2位
フィニッシュは素晴らしい結果だ。チーム全体の努力にも満足している」とコメントしました。
このレースで、ファンデルブレヘンは5位フィニッシュ。
チーム リブ-プランツアのリア・キッヒマンは1分21秒遅れの10位でフィニッシュしています。