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2022.07.11
7月1日から10日まで開催された女子最高峰のステージレース「ジロ・デ・イタリア ドンネ2022」に、Livがサポートするチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコとLivレーシングエクストラが出場しました。
初日の個人タイムトライアルでは、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのクリステン・フォークナー(Kristen Faulkner)が優勝して、総合首位の証であるマリアローザを獲得しました。
「上りもスプリントも強いチームメイトのアシストとしてジロに参加したので、私の夢の一つだったマリアローザをこんなに早く着ることができてとても驚いています。明日以降の戦略はわからないけど、チームとしてはカードがたくさんあるし、マリアローザを着たことで選択肢がより増えたので楽しみです」と、フォークナーは語りました。
また同レースではチームメイトのジョージア・ベイカー(Georgia Baker)が2位となり、パープルのポイント賞ジャージを獲得しました。
好調なフォークナーは、最終日前日の第9ステージでも勝利し、今年のジロ・ドンネで2勝を挙げる好成績を収めました。
本格的な山岳コースで争った第9ステージでフォークナーは序盤から逃げ、次々とQOM地点をトップ通過しグリーンの山岳賞ジャージを獲得します。その後、共に逃げていたガイア・レリーニを引き離し独走状態となったフォークナーは、後続とのリードを守りきり優勝しました。
最終ステージではLivレーシングエクストラのラケーレ・バルビエリ(Rachele Barbieri)が、強力なスプリントで2位表彰台を獲得しました。
ゴールまで残り数キロ地点で、チームメイトによって良いポジションへと送り出されたバルビエリがスプリントを開始すると、キアラ・コンソニとの一騎打ちに。最後はハンドルを投げたコンソニに僅かに及ばず、2位でゴールしました。
「あと少しのところでステージ優勝を逃してしまいました。スプリントのタイミングが少し早すぎて、キアラにリードを与えてしまったと思います。ですが私にとってステージ優勝を狙うには、それ以外に方法がありませんでした。残念ですがこの厳しいステージで表彰台に上れたこと、ステージ優勝に近づけたことを誇りに思います」とバルビエリは語りました。