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2015.07.13
ラボバンク-リブのアンナ・ファンデルブレヘン(オランダ)はイタリアで開催された
10日間のステージレースであるジロ・ローザで総合優勝しました。
チームとしても昨年に続いてのジロ・ローザ連覇となりました。
ジロ・ローザは女子ロードレースで最も名誉あるステージレースと言われており、
ファンデルブレヘンのチームメイトであるマリアンヌ・フォスはこの大会を
過去3度優勝していますが、今大会は怪我により出場を断念しています。
ファンデルブレヘンは、7/11(土)に行われた21.7kmを争うTTの第8ステージで
主導権を取り、見事2位に1分以上の差を付けて大勝しました。
彼女は翌日、サン・ドメニコをゴールに争われた93kmの最終ステージで、
ピンクのリーダージャージをまとい、ENVIE ADVANCED PROと共に走りますが、
終盤10kmに厳しい登りのあるこのステージでは思うように力を発揮できませんでした。
ジロ・ローザで2度優勝経験のあるマラ・アボット(アメリカ)に最後の登りで独走を許し
2位となったファンデルブレヘンでしたが、最終ステージ前に総合タイムで
2分29秒のリードを持っていたため、危なげなく総合優勝となりました。
今大会全体では、第3ステージのルシンダ・ブランド(オランダ)、
第5ステージのポーリン・フェランプレヴォ(フランス)と合わせて、
ラボバンク-リブチームでステージ3勝を獲得しました。
ファンデルブレヘンはレース後、以下のようにコメントしています。
「優勝できたなんて信じられない、夢みたいです。私の今までのキャリアの中で最高の栄誉ですね」