ライディングガイド
乗りかたの基本
スポーツバイクの乗りかたの基本をしっかりと押さえて、より快適に安全にサイクリングを楽しみましょう。
無理なく運動ができ、体力に自信のない方でも始めやすいサイクリング。程よいスピード域で走れば健康増進やストレス解消にもぴったりで、続けるうちに代謝や筋力がアップし、ダイエット効果も期待できます。そんなサイクリングをはじめるなら、まずは自分にぴったりのバイク探しからはじめましょう。
スポーツバイクには様々な種類があり、どんなバイクが自分にぴったりなのか、はじめは悩んでしまうかもしれません。ここでは、スポーツバイクのおおまかなジャンルや、バイクが納車されるまでの流れをご紹介します。ぜひ参考にして、あなたに最適なスポーツバイクを見つけてください。
まずは、気軽な街乗りがメインか?週末は遠くまで走ってみたいか?サイクリングで行ってみたいと思う場所など、一度自分の考えを整理してみましょう。欲しいと思ったきっかけを思い出してみたり、なりたい姿をイメージすることも、考えを整理する助けになりますよ。
はじめはなんとなくで大丈夫!イメージに近いものを以下の3つのジャンルから選びましょう。
走りに不要なものをそぎ落とした、軽量なスポーツバイク。上りも楽で速く走れるので、楽に遠くまで行くことができます。
また近年、やや太めのタイヤと、ほんの少し起き気味の乗車姿勢で、砂利道などの未舗装路も走破できる、グラベルというジャンルも人気が出ています。
太いタイヤとオートバイの様なサスペンションで、デコボコ悪路でもラクラク、下りもこなせる頑丈なバイク。街の段差も難なく走破できます。
軽量な車体と、扱いやすいフラットなハンドル、軽い力で漕げるワイドな変速ギアなど、ロードバイクとマウンテンバイクのいい所取りした、スポーツバイク。
泥除けやキックスタンド、キャリアなど、使い方にあわせてパーツを取付け、あなた好みにカスタムも楽しめます。
同じジャンルの中でも、性能を手に届きやすい価格に落とし込んだエントリーモデルから、製造方法や素材にこだわり、さらに軽やかな走りと快適なロングライドを可能にするハイエンドモデルまで、バリエーションが存在します。
初めからハイエンドモデルを選ぶことで、その性能に助けられるというメリットもありますが、自分の目的とだいたいの予算を伝えて、ショップのスタッフさんと一緒に、豊富なバリエーションから自分の一台へと、絞り込んでいきましょう。
欲しいモデルが決まったら、サイズを決めましょう。ほとんどのスポーツバイクには洋服のようにサイズが存在します。(ものによってはワンサイズのモデルもあります)身長を目安にしてサイズを決めることもできますが、実際にまたがってみることをお勧めします。同じ身長の2人でも、腕や脚の長さ、柔軟性によって最適なサイズが変わってくる場合もあるからです。
以下、サイズ選びのポイントを確認して、スポーツバイクのプロであるスタッフさんの目で、サイズを決めてもらえば間違いなしです。
トップチューブと地面との距離サイクリング中に一旦停止するときは、サドルから前方に降りて、トップチューブをまたぐ格好になります。その時に股下からトップチューブまで、3~5cm程度の距離がとれるサイズを選びましょう。
サドルの高さサドル高は、バイクの隣に立ったときの、腰骨(腸骨稜のトップ)の位置を目安にします。サドルにまたがり、一番低いところにしたペダルに足をのせ、膝が軽く曲がり、逆の脚のつま先が地面に着く程度が適切なサドル高となります。不安を感じる方は、スポーツバイクでの走行に慣れるまで、その高さからもう少し下げてスタートすることをオススメします。
ハンドルの位置サドルにしっかりと座り、ハンドルを握ったときに肘が伸びきらず、軽く曲がっている状態がベストです。腕の長さには個人差があるため、「ステム」というハンドルとバイク本体をつなげるパーツを交換することでも、体型に合わせることができます。
また、モデルによっては色展開があり、好きなカラーを選ぶことができますので、希望のカラーを伝えましょう。不安なことや分からないことはスタッフさんに質問し、最終的に自分の一台を決定します。
スポーツバイクには、おおまかなジャンルがあり、その中でも様々なグレードが用意されています。購入したいモデルが決まったら、サイズ選びもしっかりと。あなたにぴったりの一台を見つけましょう。自分で見つけたバイクなら、サイクリングも一段と楽しめるはずです!
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