ライディングガイド
キレイなフォームのポイント
キレイなフォームをつくる、簡単な3つのポイントをご紹介。疲労軽減やボディラインの引き締めなど、嬉しい効果が期待できます。
長時間乗っても痛くならないために
多くの女性は、サドルによる痛みはサイクリングの不幸な副作用だと思っています。しかし、これは事実とは大きく異なります。坐骨や腰の痛みなどのサドルによる痛みには、解決策があるからです。サドルによる痛みでお悩みのあなたに、不快感を解消するためのヒントをご紹介します。
より快適にサイクリングを楽しむための秘訣は、自分に合ったサドルを見つけることです。
Liv グローバルアンバサダーのラドゥカ・カーレフェルト(Radka Kahlefeldt)も「サドル選びはとても重要!」と言っていますが、まさにその通りです。
誰にでも合うサドルがあれば、人生はもっと楽になるでしょう。しかし、体型や解剖学的構造は人それぞれ違いがあります。サドルによって痛みを感じることは誰にでも起こることですが、その理由は様々なのです。
サドルで痛みを感じるなら、以下の理由が考えられます
サドル幅は身長や体重ではなく骨格によって決まり、坐骨幅が重要になります。サドルに坐骨が完全に乗っていて、さらにペダルを踏んだときには坐骨が圧迫されないようなサドルが必要だからです。
坐骨の幅は体格とはほとんど関係ありません。ちなみに、筆者は身長162センチ、体重56キロの女性で、180センチの120キロの父親よりも坐骨幅が広いです。
座ることで自分の坐骨の幅を知ることができる測定器を用意しているバイクショップもあります。自分の坐骨の幅が分かれば、自分に合った幅のサドルを選ぶことができます。
女性の中には、サドルの真ん中に穴をあけたカットアウトサドルを好む人もいます。敏感な軟組織への圧力が軽減され、快適に感じる女性もいる一方で、中にはこのタイプのサドルではズキズキ痛むという人もいます。自分に合ったサドルを見つけるためには、いくつかのタイプを試乗してみるのがいいでしょう。
サドルとパッド付きのサイクリングショーツが適切にフィットしていれば、クッションの多いサドルは必要ありませんし、サドルの上にクッションカバーを追加する必要もありません。ペダルを踏むとき、坐骨は押し付ける面を求めています。クッションが多いと、敏感な軟組織への負担が減るどころか、むしろ増えてしまう可能性があります。
バイクのポジションによってもサドルに掛かる圧力が異なります。そのため、適したサドルも変わってくるのです。バイクを複数台お持ちの場合、例えばマウンテンバイクのポジションとロードバイクのポジションは同じではないため、片方に合うサドルがもう片方に合うとは限りません。ライド中の姿勢を考慮して適したサドルを選ぶのが得策です。
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